原因は? -アトピー性皮膚炎なび-



原因は?


  アトピー性皮膚炎の原因にはいろいろな見方があり、込み
  入った話をすると専門的になり過ぎてしまうところがあり
  ます。ここでは、もう少し簡単に捉えてみましょう。

  アトピー性皮膚炎は外来の抗原に対する生態の過剰反応と
  とらえられます。たとえば風邪をひいたときを考えます。
  風邪はウイルスが体内に進入して、細胞内で増殖していって
  いる状態です。体はこれに対抗して、免疫系を活性化し熱を
  だしてウイルスが増殖するのをふせぎます。
  しかし、この免疫にようる反応の程度や期間によっては、体を
  逆に弱らせてしまいウイルスの増殖をまねくことがあります。

  このように免疫は外来の物質にたいして攻撃する特性をもって
  いて、それは私たちが生活するうえで必要不可欠な機能ですが、
  とても微妙なものなので誤った働きをすることもあります。
  より重篤な例としては、シェーグレン症候群や全身性紅斑性狼瘡
  (SLE)、進行性全身性強皮症(PSS)などもあり、これは免疫細胞が
  自分の細胞を抗原と誤認して攻撃しているものです。
  アトピー性皮膚炎はこのような免疫の誤作動による疾病の一つです。

  現在、アトピー性皮膚炎に苦しめられる患者さんは増えています。
  昔とくらべて人々が清潔になった一方、環境が劇的に変わって今
  までさらされていなかった物質(科学物質など)にも触れる機会が
  増えています。そういったことが複合的に重なってアトピー性皮膚炎
  が増えている可能性があります。

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